CSS講座

表示に関するもの(1)

float - 要素の回り込み

要素の回り込みを設定します。

回り込み・・・とは、画像の周りをテキストが囲むように表示させることです。

とりあえず、指定の方法と、指定した場合のイメージ図を載せておきます。

none(規定値)
要素は回り込みをしません。
float: none;
float: none; のイメージ
left
要素は、テキストの左側に回りこみます。
float: left;
float: left; floatのイメージ
right
要素は、テキストの右側に回りこみます。
float: right;
float: right; floatのイメージ

floatプロパティは「Picture」と描かれたイメージ(imgタグ)に指定してあると考えてください。

floatをイメージに指定した場合は、上のような感じになります。

上のサンプルはイメージ(imgタグ)にfloatプロパティを指定した場合ですが、他のインライン要素・ブロック要素でもほとんど同じ様に使うことができます

また、周り込むのはテキストだけでなく、他の要素も回り込ませることができます。

ただ、気をつけなければいけないのは、floatプロパティclearプロパティと組み合わせて使うのが基本になります。

もし、clearプロパティを使用しない場合は・・・場合によっては、頭の中でイメージしているのとは違う表示がされることがあるでしょう

clearプロパティを使用しない場合

フロート
オブジェクト
文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字

フロート
オブジェクト
文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字

フロート
オブジェクト
文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字

clearプロパティを使用しない場合(HTML)
<p>
    <span class="float-object">フロート<br />オブジェクト</span>
    文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字
</p>
<p>
    <span class="float-object">フロート<br />オブジェクト</span>
    文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字
</p>
<p>
    <span class="float-object">フロート<br />オブジェクト</span>
    文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字
</p>
clearプロパティを使用しない場合(CSS)
.float-object {
    float: left;
    padding: 0.2em;
    margin: 0 0.3em;
    background: #666;
    color: #fff;
}
clearプロパティを使用した場合

フロート
オブジェクト
文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字

フロート
オブジェクト
文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字

フロート
オブジェクト
文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字

clearプロパティを使用した場合(HTML)
<p class="clearing">
    <span class="float-object">フロート<br />オブジェクト</span>
    文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字
</p>
<p class="clearing">
    <span class="float-object">フロート<br />オブジェクト</span>
    文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字
</p>
<p class="clearing">
    <span class="float-object">フロート<br />オブジェクト</span>
    文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字
</p>
clearプロパティを使用した場合(CSS)
.float-object {
    float: left;
    padding: 0.2em;
    margin: 0 0.3em;
    background: #666;
    color: #fff;
}
.clearing { clear: both; }

ウインドウを大きくしてみてください。多分、

clearを使用していない場合 clearを使用した場合

のように異なる表示がされると思います。

今度は逆に、ウインドウを小さくしていくと

どちらも同じ表示になります

のように、clearプロパティの有無に関わらず、同じ様に表示されるはずです。要するに、floatを設定した要素の周りにテキストが足りなくなった場合、その下にある要素にも回りこみを行ってしまうので、それをclearで解除してあげています。

clear - 回り込みの解除

floatで指定された回り込みを解除する際に使用します。

floatプロパティと組み合わせて使うことになります。

指定できる値は、 none、left、right、both の4つです。

none(規定値)
回り込みを解除しません。
clear: none;
left
指定された要素の左側の回りこみを解除します。
clear: left;
right
指定された要素の右側の回りこみを解除します。
clear: rignt;
both
指定された要素の両側の回りこみを解除します。
clear: both;

具体的な使用例は、floatプロパティのところで説明してあります。

overflow - はみ出した部分の表示方法

(要素の幅・高さを指定したときに)はみ出した部分の表示方法を指定します。

指定可能な値は visible、hidden、scroll、auto の4つです。

visible(規定値)
スクロールバーは表示しません。
必要ならば、幅や高さを設定した要素の大きさを変更て無理やり表示させます。

文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字

overflow: visible;
hidden
スクロールバーは表示しません。
要素からはみ出た部分の表示は行われません。
overflow: hidden;
scroll
常時 縦スクロールバー と 横スクロールバー を表示します。

文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字

overflow: scroll;
auto
自動でスクロールバーを表示します。(必要ない場合はスクロールバーは表示しません。)

文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字 文字

overflow: auto;

規定値は visible ですが、body要素の規定値は、auto になっています。